The Tabelog Awardの裏側に迫る(前編)

こんにちは。
人事部の木村です。

前回のブログでお伝えしたとおり、今回は、企画制作に関わった食べログ本部メディア企画部長の伊藤、マネージャーの舛井、食べログ本部メディアデザイン室の山本から「The Tabelog Award 2017」の裏側について話を聞いてきました!

山本 れい(写真左)
食べログ本部メディアデザイン室所属のWEBデザイナー。
食べログのUIデザイン、マークアップを担当。
伊藤 嘉英(写真中央)
食べログ本部メディア企画部長。食べログにおける企画全体を統括。
舛井 一文(写真右)
食べログ本部メディア企画部マネージャー。
レビュアー案件の企画・ディレクションを担当。

WEB以外でも接点をつくりたい

木村:The Tabelog Award(旧:ベストレストラン)のWEBページは、2007年から開始されていますが、そもそもなぜ始めようと考えたのですか?

伊藤:食べログのランキングは随時変動するようになっています。しかし、1年に一度『これが今年の食べログおすすめのお店です』ということを打ち出すことによって、ユーザーにその年のおすすめのお店や食べログについて知ってもらえると考えました。今年行われた授賞式典のようなリアルイベントは、2年前から始めたんですよ。

木村:リアルイベントを行うのって、カカクコム全体としてかなり珍しいですよね。なぜ、授賞式典を行おうと考えたのですか?

伊藤:改めて食べログというサービスを考えてみると、WEBサイトではあるのですが、食べログを使ってお店に行くというユーザーのリアルな行動につながるサービスなんです。なので、WEB以外の接点でもユーザーに食べログを知ってもらう機会をつくっていきたいと考えていて、本を出版したり、ステッカーを作製してお店に貼ってもらったりなど、色んな接点でプロモーションを行っています。
そんなさまざまなプロモーションの中でも、マスメディアに取り上げてもらうことのパワーが一番大きいと考え、リアルイベントにメディアを招待することで食べログを取り上げてもらいたいと考えました。

木村:それが授賞式典ということですね。

伊藤:はい。加えてお店の方々へ、日ごろの感謝の気持ちを伝える場をつくりたいということもありました。今まではイベントを行うと数千万規模のお金がかかるのでなかなか踏み込んでいけていなかったのですが、食べログの成長にともない、その投資に耐えうる体力と投資額に見合うだけの効果を得ることができると考えて、実行に移しました。

木村:なるほど、数千万の投資をしたとしても返ってくるということですね。実際はどうだったのですか?

伊藤:はい。広告費に換算した効果を算出していますが、投資額の何倍もの額となっています。

デザイン性とブランディングを重視したデザインにしたい

木村:今年は1月25日に授賞式典が開催されましたが、そのプロジェクトはいつ頃から始まったのですか?

伊藤:担当する少人数のメンバーに関しては、前年のAwardが終わったらすぐ翌年の準備を始めています。

木村:会場予約とかありますもんね。

伊藤:会場予約もあるし、イベントを実際に運営してくれている会社との打ち合わせも早くから始まります。

木村:なるほど。イベント自体は数時間でも、その何百倍も時間をかけているんですね。山本さんはトロフィーなど制作物を担当されたと聞いていますが、制作物についてはいつ頃からプロジェクトが始まったのですか?

山本:私がこのプロジェクトに参画したのが9月末だったのですが、それまではトロフィーなどの企画・制作はほとんど進んでいない状態でした。去年までは企画の方たちが、こういった制作物に関しても、進行とかをやっていたのですが、今年からは諸事情によりデザイナーがやりましょう、となったんですよね。それが9月末です。

木村:諸事情ですか?

伊藤:今年から装いも新たに『The Tabelog Award』へとリニューアルしたので、より一層デザイン性とブランディングを重視して、しっかりデザイナーに対応をしてもらうことになったんです。

山本:トロフィーは今回のアワードの象徴となる重要なものとして位置づけられていて、そして一番制作期間がかかるんですけど、3か月くらいは最低でもかかると言われていたので、もうジョインした時点で間に合うか微妙というようなタイミングではありました(笑)。

トロフィーをお店に飾ってもらいたい

木村:そうなんですね(笑)。このトロフィーのこだわりはどういったところでしょうか?

山本:去年の制作物の課題を抽出して、そのうえでじゃあ今回目指すべき方向性ってこういうものだよね、というものをまず打ち出しました。
そして世界中のありとあらゆるトロフィーを調べて、マッピングとかをして、目指すべき方向性と照らし合わせると、今回作りたいトロフィーはこういうデザイン性のものだよね、みたいなことを最初に行いました。そのうえで、やっぱり重要視したかったのが、授賞式典で見栄えがすること、お店に飾ってもらいやすいもの、でした。
昨年は和に沿ったものにしたんですが、今年はなるべく和洋中でどんなジャンルのお店でも飾ってもらえやすいものを作ろうと考えました。

伊藤:その方向性に沿ったトロフィーを実現するために、社内外のメンバーでコンセプト案のコンペをやった結果、れいさんの案が選ばれて、結果今回のデザインになったんです。

山本:コンペといっても3名ですけどね(笑)。

伊藤:僕を含めてのコンペだったんだけど、僕のアイディアは残念ながら時間、準備不足でダメでした。

木村:悲しいですね(笑)。

伊藤:僕の案も良かったと思うんだけどね。まぁでも結果としてれいさんの案が良かったかなと思います。

木村:なるほど(笑)。それにしてもトロフィーは全部特注だったんですね。

山本:そうなんです。全部いちからつくっていますね。型から落として・・・

伊藤:このトロフィーに込めた思いをもっと語った方がよいんじゃないですか?

木村:ぜひお願いします!

~後編に続く~
後編では、デザインコンペでの裏話、本プロジェクトへの熱い思いや今後に向けた課題などを掲載いたします!お楽しみに!